所有の概念について
所有とは・・・
自分の物にするという事。
大好きな人とヴァージンロードを歩く事が夢。
恋をして結婚をして子供が生まれて
そんな風な人生が一番幸せだって思っていた。
実際にそれを経験してみると、夢描いていたものとは全く違い
「理想と現実は違う」まさにその言葉通りだった。
所有する事で、誰かに取られてしまうかもしれないという恐怖。
なくなった時の喪失感を考える。
そうすると所有をしないという選択肢が選べなくなる。
所有をした事により、毎日が不安で本来自分のやりたい事ができなくなった。
楽しくて幸せいっぱいの人生のはずが、
不安と恐怖で押しつぶされそうになる人生に変わった。
女子会などで集まると、彼氏の愚痴や夫の愚痴ばかりが飛び交っている。
もはやそれは、女子会という名の愚痴大会ではないだろうか。
隣の芝生は青い。
まさにその通りで、自分の家庭と他人の家庭を比べ始める。
私の方が勝っている。
私の方が負けている。
勝ち負けなんかではないのに。
勝ち負けでしか自分の存在価値を見出すことができなくなっている世の中だということだ。
そんな事をしてまでも結婚生活を続けて自分の存在価値を見出そうとしている。
なんて人間は哀れなのだろうか。
皆、一人一人が気付く事で世界は大きな音をたてて変わっていくのに。
皆が気付いてくれるように、私は活動を続けていこうと思う。
きっと世界は変わりたがっている。
皆が、気付く事を待っている。
世界中の人々が皆、幸せと思える世界になるように
今日も私は願っている。